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第11回 ローマからの手紙 Buna Anno

新年明けましておめでとうございます

という事で2010年が始まりました。
今年は代官山の古だぬき、正念場です。
09年後半に人生の転機を迎えてしまッた、

信じられない出来事が5件も起きてしまい、まいっている。
只、今は正月という事もあって、この事は次の12回で
皆さんに聞いてもらおうとかんがえており、1月15日位の
アップで書き込みます。

さて、今年10年はこの国の大きな大きな転換期に来ておるように
思える、政府の舵取りいかんでは、より一層デフレ傾向に
向かいそうな気がしてならない

国民の生活を考えればインフレを起こしてもいいような気持ちであるが
皆さんは如何なお考えでしょうか。

只金を刷ればいいというものではないが、景気を回復するには
政府と金融専門家の指導の下、必要かな思う。

世界経済や世界の金融の流れを、いつも後手後手に
受けているようでは、この国の本当の意味での再生は難しいようである。

新年度からかってな事を書いてしまい、ごめんなさい

今年こそは私を含めた、全ての人が幸せになれる事を
願っております。 少し図々しいかな(私も含めたは)

勝手なことを書きましたが今年一年も
宜しくお願い致します。

代官山の古だぬき(今泉 博)

2010.03.08  投稿者  | PermaLink

第10回 ローマからの手紙 

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スカラ座との一夜

私今泉、マネジャーナンドー氏、ソプラノ女性歌手、テノール、ピッポ氏

コールマン髭のナンドーとは30年来の友人であり、今年1月に
ミラノに行ったときは大変お世話になった友人である

これは第5回に詳しく書いてありますのでよろしければ
読んでください。

今回はスカラ座オペラの東京公演
演目は アイーダ、ドンカルロ
8月末に来日して、9月19日に帰国するまで、約20日間

総勢400名というから凄い人数だ。
チケットが68000円というのも少し理解できるが
それにしても高いが、この不況下にあっても
完売したそうな。

その20日間毎日、昼夜20~30名ほど
我が店に食事にきてくれた。

私にとっては懐かしく、嬉しい時間であった。
連日深夜12時過ぎまでだ。

9月10日過ぎにナンドーから15日夜にフりーになるから
ローマでコンサートみたいな事をしようか?

私は即答で、是非やろう、という事で
15日夜は、お得意様だけに連絡を入れて
食事とオペラのさわりとカンツォーネで1時間15分
盛り上がって、盛大に出来ました。

それにしても、凄かったし、素晴らしかった

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私と歌手と仲間達

中村料理長、今泉、スカラ座の歌手
とにかく素晴らしかった。
最後の方は店の四隅に歌手たちが散らばり
2小節ごとに歌いまわしていく、

いやー、素晴らしかったです ブラボーの連呼

18日の夜に、最後のディナーで皆と顔を合わせ
明日帰国を私に告げ、3年後の来日に、又逢おう

少しほっとしたような、寂しいような言いようの無い
気持ちが私を包んだ。

ノスタルジックかな。
代官山の古だぬき 今泉でした。

2010.03.08  投稿者  | PermaLink

第9回 ローマからの手紙 上海今昔

上海今昔 その1

8月17日~19日の3日間上海へ行きました。
上海(中国)6年ぶりに楽しんできましたが、この国の
日進月歩には、本当に驚かさせられます。

いまや、上海とその近隣の人口を合わせると4000万人
そしてその1%が富裕層だといいます。40万人がそれなりの金持ち
いいマンションに住み、外国高級車を乗り回し、自分の気に入った
レストランでフランスやイタリアの高級ワインを片手に札びらを
ちらつかせている、それはまるで90年代の日本のバブルのようで
将来がちょっと不安になってくる。

中国共産党が現代に影を残す象徴みたいなものなのか?
経済は市場経済を取り入れて急速の進歩
政治は共産党のなすがまま、党高官の子供達は
苦労せず、大学をでて、親の利権を受け継ぎ
裕福である。

一方99%の人たちは、いまだに給料が2万~4万の人達が
殆どで、これだけの格差がつくのは発展途上国という事ではないようだ。

いずれにせよ、中国の将来は、世界に追いつく経済、これは
もう直ぐそこまで来ていると思う、あとは国民全体がどこまで
生活が豊かになるか、そして精神が豊かになれるか、
近い将来、良くも悪くも大きな問題点になりそうだ。

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上海今昔


上海今昔 その2

写真の彼は(ステーブン ワン氏)昔この上海で仕事らしき事を
一緒にしたいわば戦友みたいな友人である。
彼は今では上海の一等地にレストランを3店舗、来春にはホテルをオープンさせると言う。
素晴らしい経営者になっていた。

そのホテルで出来たら一緒にイタリアンを開店させよう と言う
オファーだなんという話だ、もう7~8年も逢ってなかったのに、
少し感激を覚えた 同時にビックリもしたが、嬉しい話ではないか
こんな俺でも声がかかる

この日はそんな話も、昔の話もシャンパングラス片手に楽しい時間
が過ぎていくのが、心地よかった

夜も更けてきて彼のリムジンでホテルまで送ってもらい、次の日は
彼は仕事なので彼のリムジンがわざわざホテルから空港まで
送迎してくれた

中国人は古い友を大切にする、年寄りを尊敬すると言う
言い伝えが あるが、本当だなと思った。

又彼が別れ際に話を前に進めるために又近々逢いましょう
との事もしかしたら、この続きを掲載できるかも?

この国、中国は国力(面積、人口)が世界一になるのは
そんなに遠くない話である、

人々が豊かになったときにアジアのリーダー、いや世界の
リーダーになれるかもしれない、ただ色々な問題点を
残している事だけは確かだ

また、この国にこられる事を期待して 再見”


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旧友との再会

2010.03.08  投稿者  | PermaLink

第8回 ローマからの手紙

スカラ座ソリスト シルベストロとの再会

3月の始めに一人のイタリア人が訪ねてきた
私の顔を見るなり
”オー チャオ ヒロシ”マ クワンテアンニノンベード
良く見たら27年前に知り合ったスカラ座のバリトン歌手
シルベストロ、サンマルターニだった。
最後に会ったのが6年前である
10年前はスカラ座のソリストまで登りつめた男である
私は嬉しくて思わず抱きついてしまった。

私のことを忘れずにスカラ座の私のもっとも仲のよい
ナンドー氏に聞いてきたと言う。
それも私に会いたくて 涙が出そうになった。

東京に来たのは関東で5ヶ所のリサイタルが
ある為だと言う、それでも彼は3月に何日かフリーの
日があるから、ローマでコンサートをやろうか

嬉しくなって3月22日早速ディナーショーを実行した

久しぶりのバリトンの素晴らしい声
堪能致しました。

彼は3月27日ミラノに帰りました
帰る前にTELがあり、

ありがとう、楽しかったよそして9月に又来るから
9月はスカラ座のメンバーでローマでコンサートを
やるよ、といってくれた。

古い友が尋ねてくれる、すごく嬉しかった
友達は大切でかけがいのない自身の財産だ。

改めて身に沁みて感じました

代官山の狸でした

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オペラ歌手との再会


2010.03.08  投稿者  | PermaLink

第7回 ローマからの手紙

早稲田大学院 入学  桑田真澄 おめでとう !!


高校卒業のとき早稲田か巨人軍か、色々悩んでプロ野球を選択、

この問題は世間を騒がせたが、桑田氏自身の問題ではなく
大人の作った問題で、彼は言うなれば被害者だ。

23年間この問題には口を閉ざして、プロの世界で活躍してきたのだ。

それも、プロの中で自分自身に目標を掲げて
200勝とメジャーリーグでの活躍という目標を
巨人軍での後半の故障とメジャーでの故障で
夢なかばで引退を余儀なくされた。

よく頑張ったと、感動をありがとうと感謝したい、一野球ファンとして

それが今度は早稲田大学院を受験して合格してしまった。
なんという男だ、

でも彼と今日まで知り合えた中で、その事はいつも表現
していたのだ。

この男はどの道に進んでも必ず将来の目標を立てる事の出来る男である。

そのために今何を成すべきかの術を生まれもって知っているのだ。

おそらく大学院に入ったという事は、23年間世話になった
野球界に恩返しをしたい、子供達の育成に携わりたい

もっと大きく言えば将来は自分が日本プロ野球界を
背負って行くという壮大な考えまであるように思える。

勝手な思いで桑田氏には断らず書いてしまいました

桑田さんごめんなさい。

でも、あなたなら出来るような気がします。
がんばってください。

代官山の古狸でした。

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早稲田大学院合格後

2010.03.08  投稿者  | PermaLink
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